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2020年度

  公開教育研究会のご案内

お車でお越しの際は,正門よりお入りください。なお,駐車場には限りがありますので,
できるかぎり公共の交通機関をご利用ください。

新型コロナウィルス感染症対策のため、中国地方の教育関係者に限定し、各教科の参加者定員を10名とし,10名を超えるお申し込みをいただいた場合は、抽選にて参加者を決定いたします。参加の可否については10月末日までに連絡致します。
ご了承ください。
申し込みが10名に至っていない教科については参加者が10名になるまでは申し込みを受け付けます。

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研究会全体テーマ

  確かな知的基盤と柔軟な発想に基づく
 SDGsに向けた課題解決能力の育成

 

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校長あいさつ

拝啓,皆様には益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

 本校は過去5年間にわたり開発・研究を行ってきたスーパーグローバルハイスクール事業をもとに,
さらなる研究・取り組みの深化を目指して,本年度よりWWL(ワールドワイドラーニング)コンソーシアム
構築支援事業のカリキュラム開発拠点校の認可を受けました。今後は,国内外の高校や大学との
連携を充実させ,西日本地域におけるグローバルリーダー育成とともに,研究開発の成果を発信して
まいります。
 本研究会ではこの取り組みの一端をご紹介するとともに,グローバルリーダーの基礎となる「確かな
知的基盤」,「柔軟な発想」,「課題解決能力」をキーワードとした各教科の実践を公開いたします。
 コロナ禍で様々な行事の遂行が困難な中,皆様の安全にも配慮しつつ工夫して当研究会を実施
しますので,よろしくお願いいたします。

                         令和2年9月
                         広島大学附属福山中・高等学校
                              校 長  清 水 欽 也



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期日  2020年 11月27日(金)

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主な内容

◆午前:公開授業(中学校・高等学校)

 ・教科(WWLの取り組みを含みます)
  
国語,社会,数学,理科,保健体育,芸術(音楽),英語,情報

◆午後:

分科会(各教科・・・新教科を含む)

全体会(講演会)
  「国際共創学科における国際的教育と観光の視点」

講師

広島大学総合科学部国際共創学科(IGS)
   教授 フンク・カロリン先生


◆日程:2020年11月27日(金)

受   付

9:20〜 9:50

公開授業T(各教科および研究開発関連新教科など)

 9:50〜10:40

公開授業U(各教科および研究開発関連新教科など)

11:00〜11:50

昼食・休憩

11:50〜12:50

分科会(各教科・・・研究開発の取り組みを含む)

12:50〜14:40

全体会(講演会)

15:00〜16:30

各教科の公開授業および分科会の内容

国語科

 私たちは日々の生活の中で,言葉を使って会話し,その言葉をもとに自分や世界について想像し,考えます。しかし,言葉が使いなれたものになると,自分も世界も固定化されたものになってしまうことが多くなります。 私たち国語科は,さまざまな言葉の学びを通して,自分とは異なる考えや背景を持つ他者の言葉や世界を理解し,自分や世界について見つめなおすことのできる生徒を育てたいと考えています。
 本研究会では,生徒が言葉の世界を拡げることを通して,自分や世界について見つめなおし,創造する国語の授業を提案いたします。

社会科

 社会科(地歴・公民科)では「社会を分析・考察し,問題解決能力を育てる授業研究」というテーマで公開授業を行います。 公民科現代社会(高等学校2年)において新科目「公共」の導入を念頭に置いた授業を提案します。 歴史的分野(中学校1年)において社会科的なものの見方・考え方を養うための授業を提案します。 また,草原和博先生(広島大学大学院人間社会科学研究科教授)をお招きして,ご講演いただきます。

数学科

 「数学的活動による課題解決能力の育成〜数学的な見方・考え方を重視して〜」をテーマに公開授業と研究発表を行います。中学校3年の公開授業では,紙を折ることで見えてくる曲線が,2乗に比例する関数のグラフと同じ曲線であることを,既習事項を活用して確認します。高等学校1年の公開授業では,日頃の経験で実感している確率を,話し合い 活動を通して数学的に考え,解決する力を育成することを目指します。 研究発表では,現代社会を取り巻く諸問題に対して,数理的に捉え,既習の知識を活かして課題解決する授業の提案を行います。

 理 科

 「探究の過程を通じて課題解決能力を育む理科授業」をテーマとして,探究の過程を通じた学習活動を行い, それぞれの過程において新学習指導要領やWWLで重視される資質・能力の育成を図る実践研究をしています。 公開授業では,WWLの研究開発で創設した中学校3年「防災と資源・エネルギー」の防災分野, および高等学校1年「自然科学研究入門」の授業を行います。 分科会では,日々の授業にどのように探究の過程を踏まえた展開を行うのか, またそれぞれの場面でどのような資質・能力を育むのかなどについて協議したいと思います。

保健体育科

 球技は「型」で分類,整理がされており,それぞれで共通する要素を学ぶ必要があると考えます。 そこで,中2男子ではゴール型でバスケットボール,高1女子ではネット型でバレーボールを題材に, それぞれの「型」に共通する“動き方”に着目した単元プログラムを開発して実践します。

芸術科(音楽)

音楽を通して表現したいイメージを聴衆に伝えることは,作曲者の創造性と深く関わる。 そして演奏者の表現力も試される場面ではないだろうか。 擬音や楽器を使用してルールを与え,リズムアンサンブルやメロディーを創作する。 メロディーが生み出されると,それに合うメロディーでハーモニーを生み出す。 段階的な創作の過程で,楽曲の要素や特徴を感じ取りながら,生徒は自ら様々な表現を試みる。 今後,音楽で聴き手に何かを伝えようとする,豊かな表現力の育成につながることが望まれる。

英語科

 中学2年生では,言語の使用場面としてプレゼンテーションを設定し, 話すこと[発表]の言語活動を通じて,課題解決のための思考力を育成するプロセスの一例を提案します。 高校1年生のコミュニケーション英語Iでは, 教科書の題材を通して現代の社会課題に気付き, それに対する自身の考えを他者とのやりとりの中で共有し, 解決策を見いだしていく協働的かつ深い学びを目指す授業を提案します。

情報科

 情報科では,情報社会に主体的に参画するための資質・能力を育成しています。 そのために,協働的に課題を発見し,協働的に課題を解決する学習活動に重点を置いた指導をしています。 協働的に課題を発見する学習では,各自治体が公表しているオープンデータを分析させることで, 各自治体の実態を把握させ,各自治体で需要の高いサービスを企画させています。 また,協働的に課題を解決する学習では,オリジナルのアプリケーション開発を通して,アントレプレナーシップの育成をしています.


新教科「現代への視座」と「研究への誘い」
(各教科の中で扱います)

 平成15年度から平成26年度の12年間にわたり,文部科学省研究開発学校の指定を受け, 研究開発校として研究と実践を重ねて来ました。平成27年度からはスーパーグローバルハイスクールの指定を受け, 「瀬戸内から世界へ!世界から備後へ!―グローカルイノベーションと合意形成を柱に―」 を開発課題として,下記のテーマのもと,新たなカリキュラムの開発と試行に取り組んできました。
 令和2年度からはワールド・ワイド・ラーニング(WWL)コンソーシアムの取り組みとして, この教育課程では中学校,高等学校に新教科「現代への視座」・「研究への誘い」を創設し,総合的な学習の時間とあわせて実践しております。 研究会では,総合的な学習の時間の取り組みも各教科の公開授業や,分科会の中で報告します。

令和2年度 研究開発 研究課題(テーマ)

 確かな知的基盤と柔軟な発想に基づくSDGsに向けた課題解決能力の育成

平成21年度〜23年度 研究開発の詳細はこちら
平成24年度〜26年度 研究開発の詳細はこちら
平成27年度〜31年度 研究開発(スーパーグローバルハイスクール)の詳細はこちら

 


■ 教科別研究主題

教 科

研 究 主 題

国 語

自分や世界について見つめなおし,創造する国語の授業

社 会

社会を分析・考察し,問題解決能力を育てる授業研究

数 学

数学的活動による課題解決能力の育成
〜数学的な見方・考え方を重視して〜

理 科

探究の過程を通じて課題解決能力を育む理科授業

 保健体育

「教材」から「知識・技能」を問い直す体育の授業

芸 術
(音楽)

音楽における表現力の育成−イメージと創作表現−

英 語

課題解決能力の育成をめざした英語教育の創造

情 報

情報と情報技術を活用した協働的課題発見・解決学習による
情報社会に主体的に参画するための資質・能力の育成


■ 公開授業 



教 科
 


公  開  授  業


時限


学年・クラス


授 業 内 容


授業者


会 場

国 語

T

2C

中学校国語
 教科横断的な学びに親しむ

山口 信介 2C教室


U
 

4D

国語総合
 落ち着いて考える―『疑似科学入門』を読む―

江口 修司 4D教室
社 会

T

5C

現代社会
 論争的な問題を考える

蓮尾 陽平 社会科教室

U

1B

中学校社会
 江戸時代の民衆の生活を考察する−現代社会との相違点と共通点−

大江 和彦 社会科教室
数 学

T

4B 数学T・A
 場合の数・確率
野田 真美 4B教室
U

3A

中学校数学
 2乗に比例する関数のグラフを折る

釜木 一行 3A教室
理 科

T

3B

中学校現代への視座「防災と資源・エネルギー」
 岩石オリエンテーリング
中村 勝 コンピュータ教室

U

4A

研究への誘い「自然科学研究入門」
 科学史から学ぶ

西山 和之 化学教室

保健体育

T
4・DE

保健体育
 ネット型 みんなでつなぐ,自分がつなぐバレーボール −3段攻撃に向けて−

高田 光代 体育館

U

2・AB 中学校保健体育
 ゴール型 ハンドボールの動き方をバスケットボールへ生かそう
阿部 直紀 体育館

芸 術
(音楽)

U

5・CD

音楽U
 音楽における表現力の育成−イメージと創作表現−

藤井 惠子 演奏室
英 語

T

2B 中学校英語
 Lesson7 Presentation
升田 智紀 1A教室

U

4B コミュニケーション英語T
 Lesson6 The Story of PlayPumps
佐藤 結花 4B教室

情報

U

5A

研究への誘い「情報科学研究入門」
 モバイルアプリの開発に関する授業

平田 篤史 情報処理演習室

※当校は中学校・高等学校6カ年一貫教育を実践しており,中学校を1〜3年,高等学校を
 4〜6年と呼んでいます。公開研究授業の合評会は,分科会に含まれています。


■ 分科会  



教 科
 


分 科 会

内  容

指導助言者

会 場

国 語

 授業反省および研究協議

 広島大学大学院人間社会科学研究科教授
           山元 隆春

会議室

社 会

 授業反省および研究協議
 < 講 演 >
「社会科教育の意味を求めて―深い学びと重い学び―」
 広島大学大学院人間社会科学研究科教授 草原 和博
 広島大学大学院人間社会科学研究科教授
           草原 和博

社会科教室

数 学


 授業反省および研究協議
 <研究発表>
    「課題解決能力の育成を目指した数学科授業」
                発表者 迫田 彩


 広島大学大学院人間社会科学研究科准教授
     
       影山 和也

A3教室
理 科
 授業反省および研究協議
 ※岩石オリエンテーリングも行う予定です。
 広島大学大学院人間社会科学研究科教授
    
        磯ア 哲夫

 広島大学大学院人間社会科学研究科准教授
     
        吉冨 健一

生物教室

保健体育
 授業反省および研究協議

 広島県教育委員会豊かな心育成課
         学校体育係指導主事
           森垣 雅俊
 広島大学大学院人間社会科学研究科准教授
           岩田昌太郎

保健教室

芸 術
(音楽)

 授業反省および研究協議

 広島大学大学院人間社会科学研究科准教授
            伊藤 真
演奏室
英 語  授業反省および研究協議
 広島大学大学院人間社会科学研究科准教授
     
       樫葉みつ子

5B教室

情 報  授業反省および研究協議
 < 講 演 >
「情報教育の歴史と展開」
広島大学大学院人間社会科学研究科教授 渡辺 健次

 広島大学大学院人間社会科学研究科教授
     
       渡辺 健次

被服教室

 

参加費 無料

昼食のお弁当は1000円で予約を受け付けております。

       ※代金は当日の受付でお支払いください。     


◆申し込み方法

参加申し込み期限は過ぎましたが,英語以外の教科については参加希望者が10名に達していないので随時参加を受け付けます。下記のいずれかの方法でお申し込みください。 ただし,10名に達し次第受付を終了致します。 英語については抽選の上,10月末日までにはその結果を申し込み時の連絡先に連絡致します。

   ・ Webでの参加申し込みは こちら から。

   ・E-mail またはfaxで申し込む場合は参加申し込み票(右クリックでダウンロードしてください)の内容を,
    下記 広大附属福山研究部まで送信してください。

       申し込みいただいた方には、この日までに確認のFAXまたはE-mailを送りますので、
      FAX番号またはE-mailアドレスをご記入ください。

     ※昼食弁当(1000円)を申し込まれた方は、代金を当日の受付でお支払い下さい。

◆お問い合わせ先

広島大学附属福山中・高等学校 研究部

〒721-8551 広島県福山市春日町5丁目14番1号
TEL 084-941-8424
  FAX 084-941-8356
Email kenk2020@@hiroshima-u.ac.jp
     (送信の際は「@@」を@に変えてください)

◆交通のご案内

○JR東福山駅下車(普通列車のみ停車) 徒歩約20分
○JR福山駅下車 バス約20分 タクシー15分
  バス福山駅南口2番のりば
     ( 中国バス)
        「鋼管町行き」広大付属校前下車

お車でお越しの際は,正門よりお入りください。
なお,駐車場には限りがありますので, できるかぎり公共の交通機関をご利用ください。

学校周辺の道路略図(画像)

校舎配置図(画像)


◆過去5年間の研究会の内容がご覧いただけます。

2019年度の教育研究会の内容
2018年度の教育研究会の内容
2017年度の教育研究会の内容
2016年度の教育研究会の内容
2015年度の教育研究会の内容


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